タスク管理ツール使うといかに自分がADHDかが分かる
ざっくり言うと
・簡単な仕事も気が散ってなかなか終わらない課題を解決したい
・仕事中にしたくなること、きになることを全てToDoリストに書き出した
・結構仕事が終わらない事象が改善された
・Todoリストがあると思考がどっかいってもすぐ戻れるのでおすすめ。
作業中に別のことを思いつくことが多すぎる
ADHDの特徴は、あちこちに思考が飛ぶことだ。
例えば、こんな感じ。
・電車の中でGABAの英会話広告を見る
・GABAの会社概要がきになる
・競合のNOVAがきになる
・NOVAがいつか起こした不祥事がきになる
・その時期2000年前半の不祥事がきになる
・あ、リクルート事件ってそのあたりだっけ
このくらいは飛ぶ。
ちなみに、これは絞り出してない。ADHDの脳内ではこれが普通に行われている。
温泉のように行われている。
脳内の欲求の思うままに知りたいことを調べているとなかなか仕事が終わらない。そしてその仕事の存在も忘れてしまう。
これはまずい。
ToDoistと言うタスク管理ツールを導入することにした。
ToDoistとは
タスク管理ツールだ。
ツールというとそれだけで高度な機能がついていると思いがちだが、その通りだ。
でも!高度な機能「も」ついているだけで構造は超シンプル。
ツイートする感覚でやるべきこととその期日を書き出すだけ。
終わったらそれをチェックするだけ。簡単。
どう使ったか
シンプルにやるべきことを追加する。
やっている途中に気になったことは全てTodoistにメモする。
あるサービスの会社概要が気になったら「会社概要調べる」
ツイッターであるツイートの数調べたくなったら「ツイート数調べる」
きになるようなことがあれば全てメモして、
目の前のやらなければいけないことが終わったらやる。と言うルールを作った
結果
僕は今日20このタスクを終えた。
そのうち5個が自分の調べたいことだった。
20%が関係ないことだったのだ。
でも、目の前の仕事を終えてから調べるってルールにした結果
ちゃんと自分を律してメリハリつけて業務できるようになった。
あと、面白いことに気がついた。
めっちゃ知りたかったこと、時間をおくとどうでもよくなっている
その瞬間はまるで開いたことのない宝箱みたいに気になっていた情報。
「これ終わってから」と我慢してからいざやるとなるとあら不思議。
さっきあんなに知りたくて仕方なかった情報が「あんま知りたくないなベつに」に変わっていた。
ADHDは、その場できになることや知りたいことがたくさん生まれるけど
時間をおくと割とどうでもよくなる
つまり熱し易く冷め易い。
ADHD特有の「注意突進」は仕組みである程度制御可能
ADHDっていうと注意散漫と形容され
熱量が30しかなくてそれが5,5,5,5,5,5,って感じで分散されてるってイメージなんだけどまずそれに異議を唱えたい。
熱量は普通を100とすると多分200はある。
そしてそれが
10→10→10→10→...って感じで知りたいことをただひたすら
突進する感じで調べることに使われる。
で、これは自分の中でルールをもうければある程度制御が可能。
散漫ではなく突進。連想ゲームに近い。
ADHDの「注意突進」は
無意識&意識的に行われている。
無意識の部分は仕組みで制御可能。
そう、こういうみんなのいう「注意散漫」
はマジで無意識で行われている。
ADHDはよく突拍子のない話題を繰り広げるが
あれは実はちゃんと脈絡があり、それを無意識にやっているだけのことが多い。
チョコの話→明治→明治の製品一覧→ヨーグルト→ヨーグルトが盛んな国
「ヨーグルトが盛んな国ってブルガリア以外にあるのかな」
これは極端な例で、自覚がある人はちゃんとなぜそういう話題になるのか
自分の頭の中の脈絡を説明するけど
本当にこういった連想ゲームみたいなことが日夜無意識に行われていて
「あれ、自分何してたっけ?」がよくある。
これは目印をもうければ対策可能だ。
Todoリストで今自分がするべきことを
「〇〇なう」と書いておけば仕事中に様々な連想ゲームが始まっても大丈夫。
Todoリストをみればもとするべきだったことを思い出せる