Today is holiday

水曜日はゴミの日

スマブラが難しすぎて自分に絶望するし、どうすればいいかわからない

ほんとスマブラができなすぎて悔しい。

自分のできなさに絶望した。

 

自分はもっとできる人だって思ってたけど、それは違った。

いざスマブラを始めてみると、通常攻撃に特殊攻撃に小ジャンプ攻撃にと、やることがたくさん舞い込み

新人の僕はただそれをこなすだけだった。

友人とやっても知人とやってもなかなか勝てず

毎日終電を超えてしまい、体力も限界だった。

そんな中でもどこかで「自分はサムスのチャージショットだけで勝てる」と思いこんでいるフシがあったんだろう。

私はある段階であらゆる攻撃手段を使うことをやめ、サムスのチャージショットしか使わなくなった。

最初は「小ジャンプも大切だ」「サムス以外のキャラも使うべきだ」とアドバイスをくれた周囲の人々も、次第に何も言わなくなった。

攻撃手段を絞ってからは、以前にもまして勝てなくなった。

「チャージショットの質が悪い」「打つ回数が足りない」と、勝てないことを自分のせいにしてきた。

ついに、スマブラで1キルも取れなくなってしまった。

「こんなに打ってるのになぜ勝てないんだ」

「まだチャージショットを打ち足りないんだ」

「もっと打たなきゃ」

と自分を責め続けた。

 

チャージショットを打つ量をとにかく増やした。

相手がいないところだろうと、チャージが溜まった瞬間に打つことを続けた。

「チャージ中に攻撃するな!!」と友人にも当たり散らしていた。

しかし結果は出なかった。焦りは募るばかりだった。

 

休日はYoutubeでプレイ動画を見ては、「こんなプレイは姑息だ」「wiiスマブラメタナイトを使ったら勝てるのも当たり前だ」と他人のプレイまで批判するようになった。

自分って何してるんだろう

そうおもった。

そんな時に思い出したのが、

苦しかったが活き活きとしていたスマブラ新人時代だった。

いろんな攻撃手段があって覚えるのが大変だったけど、楽しかった。

負けても負けても「次はこの攻撃をこう使おう」と苦しい中でも考えることをやめてはいなかった。

 

ワクワクしていたあの頃に戻りたいという思いがふつふつと湧いてきた。

僕は勇気を出して、友人にアドバイスを求めた。

「相手がいるところにチャージショットを打ってみたら?」

 

僕はハッとした。

チャージショットは相手を飛ばすことが目的で、

当たらなければ意味はない。

何かが確かに回り始めるのを感じた。

僕は数にこだわらず、チャージショットを相手に当てることを意識した。

たまにだが、攻撃が当たるようになった。

 

しかし、始まったばかりの時に当てても相手は吹っ飛ばない。

次の課題だった。

そのときに友人が教えてくれたのが小攻撃だった。

僕はそれから長らく使ってなかったAボタンを押してみた。 

サムスは左手を前に突き出した。

チャージがいらない。

僕は驚いた。

Aボタンを連打した。

チャージをすることなく、サムスは左手を連続で突き出した。

 

家に帰り、練習モードでAボタンを1時間以上連打した。

サムスはずっと左手を前に突き出していた。疲れを知らないようだ。

「これはいけるのでは?」

ぼくは次の日からAボタンだけ使うようにした。

チャージが要らない分、攻撃が以前の比ではないくらい当たるようになった。

それでもまだ課題はあった。

Aボタンのみでは相手を飛ばせないことがわかった。

その時にもう僕は迷うことはなかった。

チャージショットを使えばいいんだ。

 

あるバトルでのことだった。

小攻撃で順調にダメージがたまった。相手のダメージが100%を超えた。

よし、今だ。僕はチャージをおもむろに始めた。

チャージをしている間、僕は今までの勝てなかった日々を反芻していた。

「自分がいけないんだ」「もっとうたなきゃ」とチャージショットに固執していた日々。

もう遠くの出来事だった。

僕は今日勝つんだ。

何ヶ月ぶりだろうか、頬が緩み笑顔になっていた。

幸せだった。

その時だった。相手のドンキーがスマッシュを打ってきた。

僕はふっとばされた。負けた。

 

って言う感じで、とりあえずスマブラが難しい。